空気圧が不足すると 燃費の悪化 走行性能の低下 偏摩耗 などを起こす原因となります。
タイヤは正しい空気圧の時に、ベストな性能を発揮します。空気圧が低い状態で走行すると、燃費が悪くなるばかりではなく、走行中の安定性を欠くようになり、最悪の場合はバーストする危険性があります。車種ごとに空気圧が設定されていますので、定期的に空気圧のチェックを行いましょう。
適正空気圧はドア付近や給油口などに貼られた表示シールで確認できます。
バルブも定期的に点検してください。古くなったバルブ、バルブスコアのゴム部分は劣化による空気漏れなどの原因になります。タイヤ交換時にバルブも交換することをおすすめします。
摩耗が進行すると 基本性能の低下 ハイドロプレーニング現象 などが起こりやすくなります。
溝が減ったタイヤはブレーキが効きにくくなり、特に雨の日は制動距離が伸びてしまい大変危険です。摩耗限度を示すスリップサインが現れたらタイヤの寿命、すぐに交換しましょう。
溝深さが1.6mmになるとスリップサインが現れます。1箇所でもスリップサインの出たタイヤは整備不良として使用禁止です。
スリップサインの位置を示す△印がタイヤの両側面にそれぞれ周上4カ所以上表示されています。
摩偏摩耗が発生すると タイヤの寿命短期化 振動やノイズ などを起こす原因となります。
タイヤは装着位置によって、摩耗が異なります。定期的にローテーションを行うことにより、タイヤの減りを均一にし、長持ちさせることが可能です。5,000km走行を目安に、専門店などで定期的にローテーションを行いましょう。
推奨ローテーション (一社)日本自動車タイヤ協会推奨(自動車メーカー指定がある場合この限りではありません。)
空気圧不足、空気圧過多なども偏摩耗を起こす原因となります。空気圧が適正か定期的に点検しましょう。
キズや変形があると パンク バースト などの原因となります。 道路の縁石へ接触や、異物が刺さったりすることで亀裂や損傷が発生する場合があります。また、サイド部の一部がコブのように盛り上がっている場合、タイヤ内部のコードが切れてしまっている可能性があります。そのままの状態で走行を続けるとバーストの危険があります。早めに専門店などでチェックしてもらいましょう。
サイドがへこんでいる場合は安全上問題ありません。
ひび割れが進行すると 故障 に繋がる恐れがあります。
直射日光の当たる場所で保管したり、ツヤ出し剤の塗りすぎなどでひび割れが発生することがあります。タイヤ内部に達しない場合は継続使用可能ですが、タイヤ内部のコードに達すると交換が必要となります。ひび割れを発生させないよう正しく保管しましょう。
ホイールバランスが狂っているとハンドルブレや足回りの支障にもなります。車とタイヤの性能を十分に発揮させ、安全で快適な走行をエンジョイするためにも、ホイールバランス調整を行いましょう。